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転職を利用して高価値人材になるには

キャリアアップだけでは実現できない真の上昇転職

ビジネスパーソンが見るべき転職の中身
景気回復に伴う求人数の増加は、現時点では業界特有の景況による影響はあるものの、基本的には衰える気配がない。
それを受けて電車内広告やビジネスパーソン向け雑誌で、「転職」という言葉が繰り返し発信されている。おかげで転職は、今やキャリアアップの有効な手段として多くの人に認められている。

過去の統計分析が示し続けてきた「転職は収入を減らす」という事実も、労働需給の逼迫により徐々に改善されていくというのが大方の見方となっているが、実は転職の真価はそのときの年収の増減のみで一概に計ることができない。
年収が高いことはもちろんプラスだが、将来の希望年収を実現できる職務であるのかということも同様に重視すべき点としてあげられる。

成功のcareer move、リスクは「上昇」でヘッジする
業界、企業、職位、職種。キャリアの価値を決めるのは、業界の将来性、業界における企業の位置、企業内での自分の役割、職種スキルの相対的需要の4つの要素である。
この4つが、最終的に個人が責任範囲として担当する仕事の価値を数値化する。すなわち年収である。

特に、現在30歳前後のキャリアを重視するビジネスパーソンにとって、成功転職は4つのうちのいずれか(または複数)の要素で、ステージやランクをあげることに他ならない。
4つの要素はすべて有機的につながっており、「上昇」の種類も多様である。 また、その中でも一人一人の志向によって、ベストな選択は異なってくるが、「上昇」が必要不可欠なことに変わりはない。

データでは、30代以上では、転職回数が多いほど年収が低くなる傾向がある。
転職は確かにリスクであり、だからこそ、転職一回一回に自分のステージに応じた「上昇」の要素を埋め込むべきであるといえる。
こだわるべきは、けして「大手」や「外資」といったわかりやすい看板ではない。

最大400万円、平均100万円の年収増
121転職のコンサルタント陣は、過去3年の人材紹介ビジネスで、転職者の年収を平均100万円上昇させている。年収減は一例もない。
顕在的潜在的に能力のあるビジネスパーソンに対し、ONE to ONEで転職の手助けをするのだから、結果としては当然かもしれない。
しかし直接的に年収増を目指したわけではない。私たちは世の中で安易に認知されている「キャリアアップ」を礼賛することはない。
キャリアパートナーの使命は、個々のビジネスパーソンの真価を高める機会を見つけ出すことだと知っているからである。